農業は土作りが大事といわれる。一口に土づくりといっても漠然としていて「そーかー」という程度である。過去には有機、有機がもてはやされ、堆肥施用がよく行われたこともある。
耕地を深く耕す「深耕」も土づくりの大きな要素である。根を広く深く張らせる、根域を広げることにより養水分の吸収を良くすることができる。今年のような暑い年でも夏バテを防ぐことができるということである。「お前は平畦派か!?」言われるほど、ごく一部を除いて畦立てをしたことがない。畑が傾斜地ということに加え、作業の面倒さと得られる効果を考えてのことである。そこで、根本的に大切な「深耕」と「末端排水」を繋げることにより水はけを良くしようということである。

20Psのトラクターに幅120cmの深耕ロータリーを取り付け。ロータリーは説明書では最大45cmまで起こせるとあるが、やや抑え気味にして40cmほど起こすことができた。深く起こすという他、砕土、攪拌、整地もするとの記載どおり耕起地も非常にきれいに仕上がっている。初仕事は上々の出来映えであった。

普通のロータリーでは耕土15cm程であったが・・・。先ずはこのハウスで七草用のカブラとダイコンを栽培することとする。
さて、来年のスイカや、サトイモ、ニンジン、ダイコンなどの生育はどうなるだろう。
中古の機械を世話して下さり、取り付けにも数回調整して下さった農機具屋さんに感謝である。
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