しなければならないと思っていたことである。気分の乗ったころでチョットだけでもと思って取りかかったら半日仕事になってしまった。
ナスの誘引棚に使う予定でニガダケを切り取った。幸いなことに畑の隣の山に生えている。不幸なことには放ったらかしにしておくと畑にまで侵入してきく厄介者でもある。 このニガダケ、所によっては筍として食べるらしいが、ここら(この地域)では食べるという話は聞いたことがない。数年前、生のままかじってみたら苦かった。呼び名の由来が分かった。和名はメダケというらしい。

根元からの太いところは1.8mほどに切って支柱として使う。細い部分は短く切ってピーマンの支柱に立てた。穂先の部分はエンドウの手としても使える。
ホームセンター等に販売されている鋼管製の支柱もあるが、思いのほか弱かったり、折れたものの処分に困ったりもする。その点、ニガダケは3年ほど使えるし、折れたものは細かくして微生物さんに分解処分してもらえばカーボンニュートラルでエコである。
奥能登は大きな産業がなく、人気の高い観光資源もない。平野と言えるほどの広い農地もない。
プラス思考で見ると、海が近く、山も近く、山菜や海藻も手に入る。そこにある自然の物をうまく使えば有用資源といえる。

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