それでもイノシシ侵入

 スイカ栽培16年目にして初めてイノシシにやられた。

 スイカには山からはムジナ(たぬき)、空からはカラスが付き物であった。何でこんな所にスイカがあるんやという、畑から離れた所に転がっていたものである。これはムジナの仕業で、おそらく巣へ持ち帰ろうとしたのか、途中で投げ出したのだろうか。カラスはしたたかで近くの木に止まって観察していたかのようにスイカが熟したころに突っついていく。

 近ごろはイノシシとアライグマが加わった。イノシシにはこれまでにジャガイモやサツマイモ、カボチャをやられた経緯があり今では電気柵が必須である。最初は防獣ネットを張ったりしたが、体が大きく穴掘りが得意なイノシシにとっては一溜まりもないものであった。

カラス対策にテグスを張る

 スイカの畦に沿って一畦に一本の割合で透明テグスを張っている。黒テグスというのもあるようだが、私は見えずにキラキラと光るのを嫌うという透明を選択している。すんなりテグスではなく凹凸があり光り方に特徴があるというこだわり商品もある。

 カラスは畑の横に降りてピョンピョンとスイカ畑へ入ってくるという人もいて、畑の周囲の低いところに張られていたりして人間も引っかかったことがある。これに対しては畑の外まで延長してテグスを張るようにしている。以前は畑の見回りに行くとカラスが入っており、おどし鉄砲を打ったりしたこともある。

 ポイントはスイカの実が着くかどうかの早いうちに張ることである。功を奏したかここ2,3年はカラスの姿さえ見ずに被害を免れている。

イノシシは電気柵

 電気柵のショックは何回当たっても気持のイイものではない。イノシシはあの濡れた鼻のこと、よっぽどショックが大きいことであろう。これは怖いものだと学習し畑に近寄らなくなる。電気柵は考案した方に感謝してもしきれないほどの優れものだと思う。しかし使う段階では日頃の管理を手抜かりなくしないと効果が発揮されない。

 イノシシに侵入された翌日の夕方、帰宅途中にでっかい子連れのイノシシ発見。多分スイカ畑に入った奴だろう。

 スイカ畑に入られた原因として、一つには端っこにイノシシの大好物サツマイモがあったこと。電気柵の怖さを学習していない子イノシシが強引に入ったのだろうか。二つめに柵線が草などに触れて漏電し、電圧が低くなっていたかもしれないことが考えられる。

 100株ほどのわずかなサツマイモはほぼ全滅。主食を食べた後のデザートのように隣にあった小玉スイカが4個やられた。そのあと出口を探したのであろうか、30aの畑を横切った足跡と大玉スイカの食害残差2個。

 サツマイモはあきらめるとして、スイカの被害は最小限に済んで良かったと思うしかない。

獣二番目アライグマ

 このアライグマ、”なんとこれが”という食べ方をする。スイカに3,4cmの穴をあけて中身を空洞にする。手で掘り出して食べるらしい。一昨年被害を受けた後は電柵に防獣ネットを取り付けて畑への侵入を防いでいる。このアライグマは障害物があると5cm程の地際を潜るそうである。

 イノシシの場合、柵線は20と40cmに張っているが、地際にもう一段張ろうとすると草や石などに触れて漏電するため管理が厄介である。そこで、防獣ネットを当てて侵入を防いでいる。

 自然相手の農業は天候に加え鳥獣害もある。こちらはまだ猿や鹿がいないことが良しとしよう。熊などもってのほかだ。

 更に良いのは人による被害がないこと。今後もそうであってほしい。

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